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あなたには、これから来る老後についてイメージがありますか？
すでに設計図はできていますか？
たとえ、設計図ができていたとしても、免れない三つの悲劇は訪れます
一番の悲劇は「病気」でしょうね
歳を取れば取るほど、身体は健康ではなくなります
どんなに気をつけていても病気になる人のほうが多いですね
私の友人は、食事には他人の何倍も気を使っていました
マヨネーズからラー油まで、何でも手作りにしていたのです
野菜は有機栽培、食品は無添加食品と頑張りましたが、70歳を前に
ガンで亡くなってしまいました、多趣味でジョークも巧みで、よく笑わされた
ものです
人間なんてあっけなく逝ってしまうものですね
そんな彼女でしたから、抗がん剤も拒否して、自然に死を受け入れたのです
大抵の人は、自分が望むと望まないに関わらず
「なかなか死なせてもらえない」—‐これが現状です。
私の友人の多くは自分の親の介護施設への負担の大きさに悲鳴をあげています
もうすぐ、自分の老後が来るのに、親の介護施設への支払いで貯金どころか
蓄えを崩しているのが現実です
親を看取ったら、自分が病気になるなんて、周りではよくある話です
大抵の人は「自分は大丈夫」と過信していますね
それは最も危険な思い込みでしょう！誰もが病気のリスクを抱えているのですよ！
二つ目の悲劇はというと「孤独」でしょうか
女性はおしゃべりが大好きですし、セールとかお稽古事で忙しいですね
そういった繋がりもあって、老後も一人ぼっちになることは希です
気がかりなのは、定年退職した後の男性ですね
仕事の繋がりが退職したあとも続いているとか、幼馴染みや昔からの仲間がいる
というなら心配もいりません、また、家族ともコミュニケーションがあるなら
孤独に陥ることもないでしょう
「孤独」というあまりの寂しさからから性格が変わる人がいます
プライドの高さからか自分から求めず、来るのを待っている人もいる
そんなものはやってきません！！自分から進んで行動することです
先ずは行きつけのカフェや居酒屋を見つけましょう！！
私も以前にカフェをやっていましたが、暇な老人の話し相手になって
閉口したことがあります
くれぐれも、忙しいお店の人に何時間も昔話や自慢話はしないように！
三つ目は「お金」です
どんどん目減りしていく年金、増えない預金、重税、物価の上昇
若いうちから貯金していたり、投資をしていたりと老後を考え準備していた人は
希にしかいませんよね
「老後破産」「下流老人」という言葉がマスコミに取り上げられていますが
これは誰にでも起こりうる現実なのです
老後くる三つの悲劇を阻止すべきは、今から努力すべきですね
夫婦ふたり分で30万あれば、贅沢しないで暮らせると言われますが
目減りする年金、物価の上昇を考えたら足りません
高度成長期を支え、バブル期を経て、最後に不安な毎日では死にきれません！
この「老後の三つの悲劇」に対して誰もが真剣に考えるべき問題です
——-では、解決策はあるのか————
一つあるとしたら、仕事をして「稼ぐ」ということでしょうか
勿論、働き詰めだった！金はある！趣味もある！仲間もいる！という人は
「病気」だけの問題です
そうでなければ、「稼ぐ」ことで張り合いを持ち、孤独にもならず、生活費にも
潤いを持つ事ができます、プライドが邪魔してしまう人、今更という人も
考えてみませんか、余裕があるならボランティアでもいいんです
年齢がいくと思うような仕事が見つからないと思うかもしれませんが
長い経験を生かせることを捜してください
「投資」をする余裕があればそれもいいでしょう
知人に愚痴ばかり言う老人がいます、愚痴を思いつくなら、愚痴を言う時間が
あるなら、稼ぎに思考を変えてほうが良いと思います
「稼ぐ」という表現を日本人はイヤラシイものと捉えがちですが
稼いで力があるなら、才能のある人をサポートできます、貧しい人を救えるのです
そういった思考が日本では未熟ですね
老後だって他人の役に立てる事は、たくさんあります
役に立ってこその老後ですね。
